「掃除 クイックルワイパー」と検索した方の多くは、「ドライシートとウェットシート、どう使い分ければいいの?」「掃除機の代わりになるの?」「畳や壁にも使えるのか知りたい」「使ってはいけない場所を確認したい」といった疑問をお持ちではないでしょうか。
クイックルワイパーは、立ったまま、手軽に床のホコリや髪の毛を取れる、定番のフロア用掃除道具です。しかし、正しい使い方や注意点を知らないと、床を傷めたり、拭き残しが出たりすることもあります。
本記事では、クイックルワイパーの種類と特徴、ドライシートとウェットシートの使い分け、場所別の使い方、使えないもの、シートの節約術、お手入れや保管の注意点まで、わかりやすく解説します。
クイックルワイパーとは?基本と種類
本体+専用シートで、立ったまま床掃除ができる
クイックルワイパーは、花王が販売する住居用のワイパーで、柄の先に付けたヘッドに、専用シートを取り付けて、床や壁を拭く道具です。立ったまま楽に掃除ができ、掃除機を出すほどではない、日常のホコリ取りや、軽い拭き掃除に向いています。
本体の種類
| 種類 | 特徴 |
|---|---|
| クイックルワイパー(標準本体) | グリップ、パイプ(柄)、ヘッドで構成。ヘッドは回転して小回りが利く。ドライとウェットシートが付属するセットもある |
| 伸び縮み本体 | 柄の長さを調整でき、身長や、収納場所に合わせて使える |
| ハンディ(ハンディワイパー) | 手に持って、棚や家電、すき間などのホコリを、なでるだけで取れる |
| マグネットワイパー | ヘッドを、シートの上にのせるだけで、はまる設計のタイプ |
標準本体は、クッションヘッドが床にしっかりフィットして、シート全面で、ホコリや髪の毛を捕集します。製品の説明では、ヘッドの厚みが従来比約40%減で、掃除機の入りにくい、約3cmのすき間にも入るとされています。
シートの種類
| シート | 特徴 | 向いている場面 |
|---|---|---|
| 立体吸着ドライシート | 約50万本のミクロ繊維の立体構造で、髪の毛、ホコリ、花粉、ハウスダストをからめとる | 毎日の簡単なホコリ取り、掃除の最初 |
| 立体吸着ウェットシート | 洗浄成分を含み、ホコリ・髪の毛をからめとりながら、皮脂汚れ・砂ボコリを除去。除菌・消臭の効果がある | 皮脂汚れ、足跡、ベタつきが気になるとき |
| ウェットシート ストロング | しつこいベタベタ汚れ向けに強化したタイプ。弱アルカリ性 | 皮脂汚れ、油汚れ |
| もふもふシート | 繰り返し使えるタイプなど、シリーズの派生品 | 製品ごとの説明を参照 |
| ハンディシート | ハンディ本体用。洗って使えない | 棚、家電、サッシの溝など |
ドライシートとウェットシートの使い分け
ドライシートが得意なこと
ドライシートは、約50万本のミクロ繊維の立体構造で、髪の毛、ホコリはもちろん、静電気などで、はりついた、掃除機では取りきれない、ミクロな汚れまで、からめとるとされています。長い髪の毛や、花粉、微細なハウスダストもキャッチします。シートは両面使えて、6畳の部屋を約10〜12回、掃除できるとされています。
ただし、砂や土などの重いホコリや、量が多すぎると、取りきれないことがあるため、そういう場合は、掃除機を併用しましょう。
ウェットシートが得意なこと
ウェットシートは、掃除機と雑巾がけが一度にできるとされ、ホコリ・髪の毛・ハウスダストをからめとりながら、皮脂汚れ・砂ボコリを除去します。シート1枚(両面)で、約15〜20畳を掃除できるとされています。除菌と消臭の効果もうたわれていますが、「すべての菌を除菌するわけではありません」と注意書きがあります。掃除機をかけずに、いきなり使える点も特徴ですが、砂粒が多い場合は、先に取り除いたほうが、床を傷つけにくくなります。
使い分けの基本
| 状況 | おすすめのシート |
|---|---|
| 毎日の、軽いホコリ・髪の毛取り | ドライシート |
| 皮脂汚れ・足跡・ベタつきが気になる | ウェットシート |
| 頑固なベタベタ汚れ | ウェットシート ストロング |
| 掃除の最初と最後を使い分けたい | ドライで集め、ウェットで仕上げ |
| 棚や家電のホコリ | ハンディ+ハンディシート |
フローリング掃除シートの使い分けとして、ドライシートで床のゴミを取ってから、ウェットシートで拭き掃除をする方法が、おすすめされることもあります。
クイックルワイパーの基本の使い方
シートの取り付け方
- 本体の柄がゆるんでいないことを確認する
- シートの中央に、ヘッドを置く
- ヘッドを包み込むように、シートを差し込み口(4か所)に押し込んで止める
- 使用中は、床に液がつかなくても、シートにしめり気があれば、汚れは取れるとされている
床を掃除する手順
- 部屋の奥から入口に向かって、ヘッドを前後に動かす
- フローリングの場合は、木目に沿って動かす
- 壁際や、家具の周りは、ヘッドを回転させて、小回りに拭く
- シートが汚れたら、裏返して、新しい面を使う
- 汚れたら、新しいシートに交換する
ウェットシートは、裏返すと、ウェット感が復活するとされています。
汚れを落とすコツ
- こびりつき汚れやシミは、クイックルワイパーを使わず、シートで直接ふく
- ベタベタが強いときは、1枚で広範囲を拭かず、早めにシートを交換する
- 水に濡れたところには、使わない(シートは吸水性がない)
場所別・クイックルワイパーの使い方
フローリング・ビニール床
メインの使用場所です。ドライシートでホコリを取り、必要に応じてウェットシートで拭くと、効率的です。
畳
畳は、目立たない所で、変色しないかを試してから使いましょう。畳を拭く場合は、シートが濡れすぎないものを使い、目に沿って拭くのが基本です。
壁・天井・階段・網戸・玄関
ドライシートは、床、壁、天井、畳、階段に使え、家具、戸棚、電気製品にも使えるとされています。ウェットシートは、床(フローリング・ビニール)、壁、畳、網戸、玄関たたきに使えるとされています。天井の高い場所は、伸び縮み本体や、ハンディが便利です。ただし、ザラザラした表面の場合は、シート成分がしみ込んだり、シートの繊維が抜けたりすることがあるため、目立たない所で試してから使いましょう。
家具・棚・家電
ハンディや、ドライシートを使って、サッと拭きます。ただし、液晶画面やプラズマディスプレイの画面には、使用できません。
すき間・サッシの溝
ハンディシートは、始めは汚れの少ない場所に使い、交換前には、汚れの多い場所(サッシの溝など)に使うと、無駄なく使えます。先端が汚れたら、先端と持ち手側を逆さに付け替えて、全面を使い切りましょう。
クイックルワイパーが使えないもの・使用上の注意
使えないもの(ウェットシートの例)
| 使えないもの | 理由 |
|---|---|
| 窓・鏡 | 拭き跡が残りやすい、製品の用途外 |
| 水拭きできないもの(白木、水がしみ込む家具・壁材など) | 変色、シミのおそれ |
| 桐・うるし塗り | 傷み、変色のおそれ |
| 銅・しんちゅう製品 | 変色のおそれ |
| プラスチック製品 | 製品によっては、使用不可とされている |
| 液晶画面・プラズマディスプレイの画面 | 傷める可能性 |
ドライシートの場合は、液晶画面やプラズマディスプレイの画面が使えないものとして挙げられています。製品によって、使用できる範囲が異なるため、パッケージの表示を、必ず確認してください。
使用上の注意
- シートは、長時間置いておくと乾燥して、洗浄効果がなくなるため、袋から出したら、すぐ使う
- 本体に付けたまま、長時間、床に置きっぱなしにしない(床が変色することがある)
- 砂粒や硬いごみが付着したシート面で拭くと、床を傷つけるおそれがある
- 水に溶けないため、トイレには流さない
- 使用後は、手をよく水で洗う。荒れ性の方や、長時間使用する場合は、炊事用手袋を使う
- 子どもの手の届く所や、火気の近く、日の当たる所、高温になる所に置かない
- パックを開けたら、袋のシールをぴったり閉めて保管する
シートを無駄なく使う節約術
| 方法 | ポイント |
|---|---|
| 両面を使う | ドライシートは両面使える。汚れたら裏返す |
| 汚れの少ない所から始める | 最後に、汚れの多い場所を拭くと、無駄なく使える |
| 使い終わりを玄関やサッシの掃除に | 床で使ったあとに、玄関や、サッシの溝を拭いて、使い切る |
| ドライとウェットの併用 | ドライでゴミを取り、ウェットを必要な範囲だけに使う |
| 使いすぎない | 1枚のおおよその目安(ドライ:6畳約10〜12回、ウェット:約15〜20畳)を参考に |
販売店の価格の例として、ドライシート40枚入りが675円(税込)前後、ウェットシート16枚入りが599円(税込)前後、本体が1,680円(税込)前後といった例がありますが、店舗や時期によって、変わります。購入前に、価格を比較しましょう。
クイックルワイパー掃除の頻度の目安
| 場所 | 頻度の目安 |
|---|---|
| リビングのフローリング(ドライ) | 毎日〜2〜3日に1回 |
| ウェットシートでの拭き掃除 | 週1〜2回 |
| 玄関・サッシ | 週1回〜月数回 |
| 棚・家電のホコリ(ハンディ) | 週1回程度 |
| 壁・天井 | 月1回程度 |
落ちない汚れや広範囲の掃除は「プロの掃除代行」も選択肢に
クイックルワイパーは、日常のホコリ取りや、軽い汚れには便利ですが、長年蓄積したベタつき、黒ずみ、換気扇やエアコンの汚れ、水回りのカビなどは、自力で落としきれません。広い家を、毎日きれいに保つのが負担になったときや、忙しい時期には、プロの掃除代行・ハウスクリーニングに、一部を任せるのも、賢い選択です。
日常の床掃除は、クイックルワイパーで手軽に、年末の大掃除や、負担の大きい水回りは、プロに依頼するという使い分けで、無理なく清潔な住まいを維持できます。
クイックルワイパーに関するよくある質問(FAQ)
Q. ドライシートとウェットシート、どちらを先に使いますか?
A. ホコリや髪の毛をしっかり取りたいときは、ドライシートを先に使い、そのあとウェットシートで、仕上げ拭きをする方法が、おすすめされることがあります。ウェットシートだけで、いきなり使える製品もありますが、砂が多い場合は、先に取り除いたほうが安心です。
Q. ウェットシートは、ワックスをかけた床にも使えますか?
A. 製品の用途は、フローリングやビニール床とされていますが、ワックスの状態によっては、ムラになることがあります。目立たない場所で試してから、使いましょう。
Q. 畳にも使えますか?
A. 畳は、目立たない所で、変色しないか試してから使うよう、注意書きがあります。ドライシートの用途には、畳も含まれています。
Q. シートは洗って使えますか?
A. ハンディシートは、洗って使えないとされています。他のシートも、使い捨てが基本のため、洗って再利用しないようにしましょう。
Q. ペットの毛や、花粉にも効果はありますか?
A. ドライシートは、長い髪の毛や、花粉、微細なハウスダストまで、キャッチするとされています。ただし、量が多すぎると、取りきれないことがあるため、掃除機との併用も検討しましょう。
まとめ
クイックルワイパーは、立ったまま、手軽に床のホコリや髪の毛を取れる、フロア掃除の定番アイテムです。ドライシートは、ミクロ繊維で、微細なホコリをからめとる役割、ウェットシートは、皮脂汚れや、ベタつきを拭き取る役割を持つため、汚れの状況に応じて使い分けるのが基本です。標準本体、伸び縮み本体、ハンディなど、場所に合わせて選べます。
一方で、窓・鏡、水拭きできない素材、桐・うるし塗り、銅・しんちゅう製品、液晶画面などには使えません。畳や壁紙、ザラザラした表面は、目立たない所で試してから使いましょう。シートは、袋から出したらすぐ使い、本体を床に置きっぱなしにせず、砂粒が付いたシートで拭かないといった注意点も、守ってください。日々の簡単な掃除は、クイックルワイパーで、大掃除や頑固な汚れは、プロの力も借りながら、清潔な住まいを保っていきましょう。
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