退去した後に傷が発見された場合は、入居期間中につけた
傷と見なされて、修繕費用を請求されることがあります。
しかし、実際は入居する前からあった傷で、責任が全くない場合も
あります。しかし、入居前からあった傷だと証明できなければ
修繕費用を支払わなければいけません。
そのような事態を避けるために、入居する前に
必ず1部屋1枚以上写真を撮りましょう!!
Contents
写真をとるタイミングは?
不動産業者の方と、いくつか部屋を見た後に
気に入った部屋を見つけたら、契約後でも良いので
引越しをする前に再度不動産業者の方と
その部屋を訪れましょう。
そして、その時に1部屋1枚以上写真を撮影していきます。
できれば部屋全体で1枚撮影し、部分ごとに1枚撮影するのが
望ましいと思います。
注意するポイントは?
入居前にある傷を探す時に
一番注意が必要なのは、やはり壁紙の部分です。
パッと見ではわかりませんが、よくよく見ると押しピンで穴をあけた跡や
テープで剥がしたような跡が残っていたりします。
傷のある箇所を見つけたら不動産仲介業者の人にも確認してもらいながら
写真を撮影しましょう。
不動産仲介業者の方から
「この傷はお客様が入居する前からある傷なので、修繕費用を請求することはありませんよ。」
等と言われても安心してはいけません。
退去する頃には、入居時の担当者はもう異動していて、いないことも
あるため、相手に丸投げせずに自分自身で証拠を持っておきましょう。
また入念にチェックしていくことで、入居前に故障を見つけることもできます。
故障等は契約書によりますが、大抵入居後でも無償で修理してくれます。
しかし、修理には時間が掛かるので、入居前に見つけるのに越したことはありません。
データの管理を徹底しよう!
最後に当たり前ですが、写真を撮っていても、大事な時に証拠として出せなければ意味がありません。
退去するのは、写真撮影してから数年後になると思いますので、
現像するなり、データを整理するなりして、紛失しないように大事に保管しておきましょう。
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