引っ越しをすると、住所が変わるため、
様々な準備・手続きをする必要があります。
また、引っ越しの準備・手続きの中には、
・転入届・転出届などのように期限が決まっているもの
・インターネットなど手続きに時間が掛かるもの
・ガスなど立会いが必要なもの
・運転免許証の住所変更など、ついつい忘れがちなもの
などがあるため、新生活をスムーズにスタートさせるには、
計画的に準備・手続きを行う必要があります。
そこで、このページでは、引っ越しをする場合、
いつまでに、どういう準備・手続きをする必要があるのか、
時系列順に、ご紹介します。
なお、手続き別一覧を見たい場合は、
下記ページをご覧ください。
引っ越しをする場合、荷造り等、実際の引っ越し準備のほか、住所が変わることで、関係各所に様々な手続きをする必要があります。このページでは、それらの手続きについてまとめてご紹介します。引っ越しをする際に手続きし忘れないようにチェックしてみてください。なお、引っ越し準備のスケジュール別一覧を見たい場合は、下記のページをご覧ください。生活に関する手続き水道転居した場合、水道使用開始手続き及び中止手続きが必要です。手続きは、住所を管轄する市町村役場の水道課ですることができます。転居前・転居後で市町村が... 引っ越し時に必要な手続き一覧 - 住まい暮らし応援サイト |
Contents
引っ越しの決定~1ヶ月前まで
引っ越しをすることを決めてから
引っ越し日の1ヶ月前までにしなければいけない手続きは、
下記のとおりです。
・新居の決定
・新居の契約手続き(新居が賃貸物件の場合)
・現在の住まいの退去日の決定
・現在住んでいるアパート・マンションの解約手続き
・駐車場の解約手続き
・引っ越し業者との打ち合わせ及び引っ越し日の決定
・不要な物の処分
・新しい幼稚園(保育園)探し
・転園届・転校の報告
主に新居・旧居に関する手続きをする必要があります。
特に注意が必要なのは、
現在住んでいるアパート・マンションの解約手続きです。
解約が決まると大家は、次の入居者を迎えるために
カギ交換やクリーニングなどの準備をしなければいけません。
そのため、入居当初の契約書にもよりますが、大抵退去日の1ヶ月前までに
大家又は管理会社に対して解約の申告をしなければいけません。
もしも連絡が遅れた場合は、退去した後であっても、
もう1ヶ月分余計に家賃を支払わなければ
いけないことになるので、転居日が決まったら、
すぐに解約の連絡を入れましょう。
引っ越しの1ヶ月前~14日前
引っ越しの1ヶ月前~14日前までに
しなければいけない手続きは、
下記のとおりです。
・インターネットプロパイダの契約内容変更(工事が必要な場合もある)
・郵便局へ転居及び転送手続き
・新聞の解約及び転居先での契約手続き
・「生命保険」・「損害保険」などの住所変更手続き
・現在の住まいの「火災保険」の解約及び新住所での契約手続き
・固定電話・携帯電話の住所変更手続き
・テレビ関係の契約変更手続き
・本など普段使わないものの梱包・荷造り
主に住宅に付随する各種サービス等の契約変更が必要になります。
どの手続きも、
「忘れたら、すぐに困る」
と言うものではありませんが、
1ヶ月前~14日前までに手続きをしておけば、
転居と同時にスムーズに移行できます。
上記のうち、一番気をつけないといけないのは、
火災保険など各種保険の手続きです。
もしも住所変更をしていないと、
保険料を支払っているのにも関わらず、
住所が異なることを理由に
保険金をもらえないことがあります。
気をつけましょう。
引っ越しの14日前~7日前
引っ越しの14日前~7日前までに
しなければいけない手続きは、
下記のとおりです。
・転出届の手続き
・国民健康保険の手続き
・国民年金の手続き
・印鑑登録の手続き
・児童手当の手続き
・公的な福祉・医療・介護系の手続き
・原付自転車の手続き
主に公的な機関の手続きが必要になります。
転居日の14日前からしか手続きができない点に気をつけましょう。
なお、印鑑登録の手続きは基本的に転居後にしかできませんが、
家を建てた場合は、ZEH補助金などの手続き関係で
住民票上では、先に転居することがあるため、この時期に載せています。
ちなみに、住所が変わったのにも関わらず、
転出・転入届を出さなかった場合、どうなるのか?
答えは、住民基本台帳法第五十二条違反により、
最大5万円の過料を課せられることがあります。
ただし、例外もあり、
・生活拠点が変わらない場合
・新住所に住むのが1年未満と分かっている場合
は、届け出をしなくても大丈夫です。
また、届け出が遅れたからと言って、すぐに罰金とはならないので、
そこまで神経質にならなくても大丈夫です。
引っ越しの手続きって本当に大変ですよね。引っ越し自体もそうですが、その後の生活に関わってくる電気・ガス・水道・インターネットの手続きなど、本当にやることがいっぱいで忙しいです。そんな中、ついつい忘れてしまうのが住民票の異動(移動)です。「住民票」と聞くと・・・・住民票ってそもそも何?戸籍と何が違うの?・そもそも住民票って移さないといけないの?・住民票の異動(移動)手続きって具体的にどうすれば良いの?と言った疑問を少なくとも一度は持ったことがあるのではないでしょうか?このページでは、これらの疑... 住民票を移さないと何が困る?手続きに必要なものは? - 住まい暮らし応援サイト |
引っ越しの7日前~1日前
引っ越しの7日前~1日前までに
しなければいけない手続きは、
下記のとおりです。
・電気の解約・契約
・ガスの解約・契約
・水道の解約・契約
・通帳(銀行・ゆうちょ・信金など)の住所変更
・クレジットカードの住所変更
・株・投信の住所変更
・引っ越し当日までの献立づくり
・冷蔵庫の中身の処分
・荷物の梱包
・当日まで使うものを残す
・自力で運べるものを運び始める
・極力ゴミを出さない
1週間前から、いよいよ本格的に荷造りを
開始します。
特に注意するべきポイントは食べ物・ゴミです。
冷蔵庫の中身を空っぽにするため、
食材を使いきらないといけないのはもちろん。
生ゴミの入ったゴミ袋を新居に持っていく事は
避けたいため、最後のゴミ出し日から引っ越し当日までは、
極力ゴミを出さない生活を心がける必要があります。
多少出費がかさみますが、外食ですませるのも
1つの方法です。
引っ越しの当日
引っ越し当日にしなければいけない手続きは、
下記のとおりです。
・荷物の搬出
・新居への移動
・荷物の搬入(近場の場合)
・荷ほどき(近場の場合)
引っ越し業者に依頼している場合は、
特にすることはありません。
荷物の搬出・搬入は引っ越し業者が全て
してくれます。
引っ越し業者に依頼していない場合は、
かなりの力作業になるので、心してかかりましょう。
引っ越しの翌日から
引っ越しの翌日以降にしなければいけない手続きは、
下記のとおりです。
・挨拶まわり
・運転免許&自動車関係の手続き
・飼い犬の登録変更
・荷物の搬入(遠距離の場合)
・荷ほどき(遠距離の場合)
遠距離の場合は、荷物が届くまで
日数がかかります。
荷物が届くまでは、冷蔵庫も洗濯機も
何もない状態での生活になるため、
多少不便な生活になることを覚悟しておきましょう。
荷物が届いて、荷ほどきまで
終われば、いよいよ新生活のスタートです。
引っ越しお疲れ様でした。