前家賃と後家賃とは

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家賃の支払い方法と言うか支払い時期には
実は2通りあります。

それは前払い後払いです。

前払いする家賃のことを通称「前家賃」と呼び
後払いする家賃のことを通称「後家賃」と呼びます。

前家賃とは

前家賃とは敷金礼金等の初期費用として賃貸借契約をした月の翌月の家賃を
あらかじめ支払い、以降毎月翌月分の家賃を月末までに支払う支払い方式を指します。

例えば9月25日に賃貸借契約を結んだ場合、初期費用として前家賃を請求されます。
この前家賃の中には9月25日~9月30日までの日割り家賃と10月分の家賃が含まれています。

そして以降は10月の月末までに11月分、11月の月末までに12月分…
と言うふうに翌月分の家賃を支払っていきます。

基本は翌月分ですが、中には翌々月の家賃まで支払わなければいけない場合もあります。

後家賃とは


後家賃とは毎月当月分の家賃を月末までに支払う支払い方式を指します。
後家賃の場合は前家賃と違い、初期費用としての家賃1ヶ月分の請求はありません。

例えば9月25日に賃貸借契約を結んだ場合、9月25日~9月30日までの
日割り家賃については初期費用として請求されますが、10月分については
請求されません。

10月分の家賃については10月の月末までに支払うことになります。
そして以降についても同様に11月分は11月の月末までに、12月分は12月の
月末までに支払っていきます。

前家賃、後家賃どちらの支払い方法になるのか


前家賃になるのか、後家賃になるのかは賃貸借契約書によります。

賃貸契約書の支払い時期の項目に
「翌月分の家賃を前月末日までに支払う」
と記載があれば前家賃となります。

賃貸借契約書の中に支払い時期について記載がない場合は
民法614条に従って後家賃となります。

民法614条
賃料は、動産、建物及び宅地については毎月末に、その他の土地については毎年末に、支払わなければならない。ただし、収穫の季節があるものについては、その季節の後に遅滞なく支払わなければならない。

民間の賃貸住宅は、ほぼ100%前家賃を採用しています。

公営住宅などであれば、後家賃のところもあるんでしょうが、
基本的には前家賃と覚えていたら良いと思います。

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