失敗しないマイホームの建て方 土地は最後に決める!

マイホーム

住宅は、人生で最も高価な買い物の一つです。
多くの方は最初で最後の一度きりの買い物なので、
絶対に失敗したくないですよね。

そこで、このページでは、失敗しないため
マイホームの造り方をご紹介します。

Contents

失敗するマイホームの造り方


住宅を購入する場合にやらなければいけないことが
3つあります。

それは
・土地探し
・建物本体の検討
・資金計画の作成

です。

みなさんは、マイホームを建てるとき、どれから始めますか?

まず土地探しを始めて、良い土地が見つかったら
建物本体の検討を行い、最後に資金計画を立ててみて、
予算オーバーしそうなら、建物の設計を変えて…

と言う順序でマイホームを建てようとしているのであれば、
ちょっと待ってください。

その順番だと失敗します。

予算配分がおかしくなる


失敗する理由の1つ目は予算です。

良い土地は、それなりに高いですし、
安い土地でも、色々調べてみると、
別途費用がかかる場合があります。

例えば、高低差のある土地の場合は、
土留め工事や残土の処分が必要です。

程度によりますが、これらの費用に数百万円
かかることもあります。

その結果、建物本体に回せるお金がなくなり、
安い建物しか建てられなくなります。

安い建物でもパッと見は、
そこそこ良いものになります。

しかし、目に見えない部分の部材などは、
費用が抑えられているため、断熱性などの
住宅性能は低く、光熱費やメンテナンス費用など
ランニングコストが高くつきます。

また、20年〜30年も経つと、
住めなくなり、建て替えが必要になる
可能性もあります。

このように、土地に予算をかけ過ぎると、
建物に予算が回せず、数年後にメンテナンス費用等で
高い金額を支払う羽目になります。

時間が足りない


失敗する理由の2つ目は時間です。

良い土地は、みんな探しています。
そのため、良い土地が見つかった場合は、
その土地を他の人に買われないように
買い付けの予約をします。

一度買い付けの予約をすれば2週間の猶予をもらうことが、
できるんですが、この2週間の間で建物本体の検討、
資金計画の作成を終わらせなければいけません。

特に建物本体の検討は、検討する項目が多いので、
2週間では時間が足りません。

まず、どこの業者に建ててもらうかを検討しないといけません。
メーカーによって強み弱みがあるため、簡単に決められません。

次に間取りの設計があるんですが、
各種法規制により、希望の間取りを作れなかったり、
建築コストが予想よりかかったりと
順調に進みません。

当然、設計士の方も複数案件を抱えているため、
2週間だとできて、たった2回の打ち合わせくらいしか
できません。

その結果、間取りが納得のいかない建物になって
しまい後悔します。

失敗しないマイホームの造り方


では、マイホーム造りで失敗しないためには、
どうすれば良いのか?

それは、検討する順番を逆にすることです。

まずは、資金計画の作成を先にします。

毎月の収入とボーナスから無理なく払える金額を計算し、
そこから組める住宅ローンの総額を算出します。

その金額に貯金や親からの資金援助などを足して、
土地と建物にいくらずつ回せるか試算します。

次に、建物本体の検討をします。
どんな性能・仕様にするのか?
どんな間取りにするのか?
どこの業者に建ててもらうのか?

などを決めます。

住みたい家のイメージを先に作ることで、
建物本体にいくらかかるのか?
どんな土地が必要なのか?

が明確になります。

そうです。
実は、自分にとって条件の良い土地とは、
建物本体が決まらない限り、
決められないんです。

だからこそ、土地を決めるのは、
最初ではなく、最後なんです。

まとめ


マイホームを建てよう!と思うと
土地→建物→資金の流れで検討しがちです。

しかし、その順番で検討すると、予算配分がうまくいかず、
時間も足りないため、失敗してしまいます。

そこで、マイホーム作りに失敗しないためには、その逆の順番。
資金→建物→土地の順で検討しましょう。

手順を逆にすることで、
問題のある土地を購入してしまったり、
予算をオーバーしたりする可能性が減るため、
マイホーム造りに失敗する確率がグッと下がります。

まずは、地味ですが、資金計画から
家造りをはじめてみましょう。

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