低価格住宅(ローコスト住宅)メーカーの特徴・メリット・デメリットとは

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ハウスメーカーは大きく分けて

・大手ハウスメーカー(大企業)
・工務店(中小企業)
・大工さん(個人事業主)
・低価格住宅(ローコスト住宅)メーカー(新興企業)

の4種類の会社(業者)に分けることができます。

それぞれ特徴・メリット・デメリットがあるため、
マイホームの購入を検討するときに
どの会社(業者)で建ててもらうのか?
を最初に悩むと思います。

そこで、このページでは、4種類ある会社(業者)のうち
低価格住宅(ローコスト住宅)メーカーの
特徴・メリット・デメリットについて
ご紹介します。

低価格住宅(ローコスト住宅)メーカーとは


低価格住宅(ローコスト住宅)メーカーの正体は、
建売住宅業者(パワービルダー)です。

土地と建物をセットで販売しており、
その名のとおり、とにかく安さを売りにしています。

新興企業が多いため、全国展開している企業が少なく、
地域に根ざした会社が多いのも特徴です。

メリット1:とにかく安い


低価格住宅(ローコスト住宅)の最大のメリットは、
とにもかくにも、その安さです。

低価格住宅(ローコスト住宅)メーカーで建てれば
土地と建物あわせても1,000万円台で
マイホームを購入することができます。

場所によっては、1,000万円以下で
購入することもできます。

まさに破格の値段です。

住宅ローンの借入額も少なくて済むため、
利子を含めてもトータルで支払う金額を抑えることが
できますし、月々の返済金額も少なくて済みます。

これほど安いと逆に
「品質が悪いんじゃないの?」
と不安になると思います。

品質・性能面では、確かに大企業の住宅と比べると、
見劣りする部分もありますが、だからと言って
安かろう悪かろうの住宅とは限りません。

ではなぜ、これほどまでの低価格(ローコスト)を
実現することができるのでしょうか?

それは、住宅を建てる上での費用
・材料費
・人件費
・広告宣伝費

などを工夫して極限にまで抑えているからです。

ちなみに、大手ハウスメーカーなど、
その他の業者においても、
低価格住宅(ローコスト住宅)の建て方を
参考にして間取り等を設計してもらうと、
かなり費用を抑えることができます。

メリット2:間取り・空間が広々としている


低価格住宅(ローコスト住宅)メーカーの家は
間取り・空間が広々としています。

その理由は2つあります。

1つ目の理由は、間取り・空間を広く作った方が
コストが安いからです。

家は、壁やドアなどの仕切りを
作れば作るほど、それだけ建築コストが高くなります。

そのため、低価格住宅(ローコスト住宅)は、
できるだけ余計な壁や扉をつけない設計になっています。

2つ目の理由は、低価格住宅(ローコスト住宅)メーカー
の多くはメーターモジュールを採用しているからです。

「モジュール」とは住宅設計の基準となる
規格寸法のことです。

尺モジュール
メーターモジュール

の2種類あります。

メーターモジュールの特徴として、
1モジュールが広いため、
廊下、トイレ、階段など、1モジュールの幅しかない
スペースでも狭さ・窮屈さを一切感じません。

以上2つの理由により、
低価格住宅(ローコスト住宅)メーカーの家だと
広々とした間取り・空間の家を造ることができます。

メリット3:実際の住宅を見て判断できる


マイホームの購入方法は
・注文住宅
・建売住宅

の2通りありますが、
低価格住宅(ローコスト住宅)メーカーは、
最初に紹介したとおり、建売住宅業者(パワービルダー)です。

注文住宅だと設計図を見ながら
建つであろう住宅をイメージするしかありません。

しかし、建売住宅であれば、
既に現物があるため、実際の住宅を
見ながら、購入するかどうかの判断をすることができます。

デメリット1:自由に設計できない


上記のとおり、低価格住宅(ローコスト住宅)メーカーは、
建売住宅業者(パワービルダー)なので、基本的に注文住宅を
取り扱っていません。

また、既に建築済みの住宅にオプションを
付けて、自分の要望に近い家にすることも
可能ですが、オプションを付けると価格が
跳ね上がります。

無理を言えば、低価格住宅(ローコスト住宅)メーカー
でも自由に設計することはできますが、
もしも自由に設計しようと思うと、
他の業者(会社)と同額、もしくはそれ以上の
金額になります。

そうなると、低価格ではなくなってしまうため、
低価格住宅(ローコスト住宅)メーカーで建てる
メリットがなくなります。

デメリット2:住宅性能は低い


低価格住宅(ローコスト住宅)メーカーの売りは
価格とデザイン性です。

残念ながら、住宅の性能に関して言うと、
大手ハウスメーカーなどと比べると若干劣ります。

住宅性能が低い=断熱性・気密性が低い
ため、暑い夏場、寒い冬場では、それだけ
クーラー・エアコン・ヒーターを使わなければいけません。

結果、毎月の光熱費は高くなります。

また、
住宅性能が低い=耐震性が低い
です。

そのため、地震による大きな揺れや余震による度重なる揺れ
に対する耐性は低いです。

デメリット3:10年後、20年後のメンテナンス費用がかかる


最近は家を建てる時にお金を掛けて、
10年後、20年後のメンテナンス費用
が極力かからない家を作るのが流行りです。

しかし、低価格住宅(ローコスト住宅)メーカーの
住宅は、昔ながらの家造りのため、10年後、20年後に
外壁・シロアリ・屋根・バルコニーなどのメンテナンスに
数百万円かかります。

デメリット4:保証・アフターサービスが少ない


住宅の品質確保の促進に関する法律(略して「品確法」と言います。)
と言う法律があって、その第94条、第95条において
新築住宅の売買・請負契約については、
10年間瑕疵担保保証するように規定されています。

そのため、10年間は保証されています。

しかし、10年目以降については、
大抵保証が切れます。

点検等についても同様に10年間までしか
見てくれないところが多いです。

また、住宅価格を抑えるために
アフターサービス部門を作っていない又は
作っていても少数しかいないため、
アフターサービスは、あまり良くありません。

まとめ


低価格住宅(ローコスト住宅)は、
何と言っても安いです。

他の業者(会社)では、
これほどの低価格で土地・建物を販売することは
できません。

それくらい初期費用は安いです。

しかし、長年住んでいくと、
月々の光熱費はかかりますし、
10年、20年などの節目には、
メンテナンス費用がかかります。

そのため、低価格住宅(ローコスト住宅)メーカーから
住宅を購入する場合は、最初は安くても
後から費用がかかることを忘れずに覚えておきましょう。

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