部屋を借りる際に、初期費用として下記の項目の費用を請求されます。
※ただし、不動産によっては退去時に請求される項目もあります。
・敷金
・礼金
・鍵交換費用
・クリーニング費用
・仲介手数料
・火災保険料
・賃貸保証料
・前家賃
このページでは前家賃について説明します。
Contents
前家賃の金額
前家賃の金額はいつから借りるかによって異なります。
借りた日から月末までの間の日割り家賃を支払うことになります。
例えば10月28日から借りる場合、28日~31日までの4日間分の日割り家賃が
前家賃として請求されます。
家賃の支払方法が前家賃制の場合、上記に加えて丸々家賃1ヶ月分が
追加されます。
先ほどの例だと4日分の日割り家賃+家賃1ヶ月分が前家賃として請求されます。
前家賃の性質
前家賃の性質は単純に月々に支払う家賃です。
最近の賃貸物件の支払方法は前家賃制をとっているところが多いため、
契約時に翌月分の家賃を請求されることが多くなっています。
日割り家賃については1日から家を借りることができれば不要になると思いますが、
通常1日から借りると言うのは、なかなか難しいと思います。
なぜなら通常引越し後の荷解きに時間がかかるからです。
引越し業者の都合と荷解きの関係で大体2~3日前から1週間前に借りることになると思います。
前家賃を安くするには
翌月分の家賃として支払う前家賃については通常の家賃の支払いのため
残念ながら安くはなりません。
しかし、日割り家賃分については安くできます。
最大1週間分くらいであれば、交渉すれば無料にしてもらうことが可能です。
日割り家賃については、不動産仲介業者の方も比較的割引しやすいようで
「これサービスしてくれません?」と聞くと、すぐに
「良いですよ。では日割り家賃分についてはサービスで無料にしましょう。」と
言ってくれます。
ただし、こちらから言わなければ、当然安くはしてくれません。
日割り家賃については、必ず値引き交渉しましょう。