一般地の特徴・メリット・デメリット

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土地には、大きくわけて

・一般地
・分譲地

の2種類あります。

言葉は聞いたことあるけれど、
一体どんな特徴・メリット・デメリットが
あるんだろう?と疑問に思ったことが
あるのではないでしょうか?

このページでは、一般地の
特徴・メリット・デメリットについて、
ご紹介します。

なお、分譲地について知りたい場合は
分譲地の特徴・メリット・デメリットをご覧ください

Contents

一般地とは


分譲地とは、不動産業者などが、所有している
広い土地をいくつかの土地に分けて(区画整理して)
販売している土地のことを言います。

そして、一般地とは、分譲地ではない土地のことを言います。

そのため、分譲地以外の宅地はもちろん、
農地、畑、山林、雑種地などは、
全て一般地と言うことになります。

メリット1:好きな家を建てられる


分譲地を購入した場合、
決められたハウスメーカー・工務店で建てなければならない
と言う建築条件が付きます。
例えば積水ハウスの分譲地では、
積水ハウスの家しか建てることができません。

住友林業や大和ハウスの家を建てたいと思っても
積水ハウスの分譲地で建てることはできません。

しかし、一般地であれば、建築条件が付いていないため、
好きなハウスメーカー・工務店で好きな家を建てることができます。

メリット2:好きな場所に建てられる

分譲地は、広い土地をいくつかの土地に分けて(区画整理して)
販売しています。

都心部や駅の近くなどは、店舗や住宅が密集しており、
広い土地を確保するのが難しいため、
分譲地で土地を探すと、どうしても郊外になってしまいます。

しかし、一般地であれば、都心部や駅の近くなど、
人気のあるエリアでも、売りに出している場合があるため、
土地を見つけることができる場合があります。

メリット3:価格交渉ができる


分譲地は、売れ残っているなど、余程のことがない限り、
価格交渉に応じてくれません。

なぜなら、分譲地は、土地の造成・インフラの整備など、
宅地を建てるために必要な費用を掛けているからです。

また交渉相手は不動産業者=組織です。

最初の価格設定も「この価格なら売れる!」と思って
付けた金額ですし、値引きするにも、営業マンの一存では
決めることができません。

一般地の場合は、

・建物の解体が必要
・農地、畑、山林など現況が宅地ではない
・インフラが整備されていない

など、土地そのものに価格交渉の材料があります。

また、個人の売主が多いため、
直接交渉しやすいです。

売主によっては、とにかく早く売りたいなど、
営利だけを目的としているわけでは
ないこともあるため、値引き交渉しやすいです。

デメリット1:土地代以外に費用が掛かる


一般地は分譲地と比べると、
比較的土地代の安い物件が多いです。

しかし、土地代の他に

・仲介手数料
・建物があれば解体費用
・農地転用など、現況が宅地でない場合は、宅地に変更する手続き費用
・宅地が建てられるように造成する費用
・電気、ガス、上下水道などインフラを整備する費用

などが必要になる場合があります。

これらの費用は、土地調査を行わないと、
実際にいくら掛かるのかわかりません。

土地調査をした結果、諸々の費用を含めると、
割高になる場合もあるので、一般地を
購入する場合は、注意が必要です。

デメリット2:境界がハッキリしていないケースがある


一般地の場合、隣地との境界が
ハッキリしていないケースがあります。

建前としては、土地や道路との境界を示す境界標(杭など)が
図面通りあるはずなんですが、境界標が移動していたり、
行方不明になっていることが多々あります。

また、曖昧な位置につくられた塀を境界だと思い込んでいる
場合もあります。

そのため、実際に土地を購入して家を建て始めると
お隣さんから「そこはうちの土地だ!!」とクレームが来るなど、
ご近所トラブルになる可能性があります。

このように、一般地を購入する場合は、
土地の境界が、どこかをしっかりと調査しておかないと、
後々トラブルの原因になるので注意が必要です。

まとめ


一般地の特長・メリット・デメリットについて
ご理解頂けたでしょうか。

まとめると、一般地は土地代の他に費用が掛かる可能性がありますが、
好きな場所に好きな家を建てることができるのが最大の魅力です。

分譲地と比べて、一般地の方が圧倒的に多く、
多くの方が一般地を購入すると思います。

上記で挙げたデメリットは
事前の土地調査をしっかりと行えば、
回避することができるので、
一般地を購入する場合は、事前調査を
しっかりと行いましょう。

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