実は高い低価格住宅(ローコスト住宅)に要注意!

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大手ハウスメーカーは高い!
低価格住宅(ローコスト住宅)は安い!

と、よく言われますが、本当にそうでしょうか?

確かに低価格住宅(ローコスト住宅)は
最初に提示される金額は安いです。

しかし、目に見えない維持管理費を
考慮すると、実は低価格住宅(ローコスト住宅)の方が、
高い場合もあります。

このページでは、実は割高な低価格住宅(ローコスト住宅)
を購入しないための注意点について、ご紹介します。

オプション仕様で高くなる

家の仕様は大きくわけて
・標準仕様
・オプション仕様

の2種類にわけられます。

標準仕様とは、その名のとおり標準的な仕様のことです。
ハウスメーカーが用意したものに何も追加しなければ、
全て標準仕様の家となります。

オプション仕様とは、別途費用を出して
設備を追加したり、仕様を変えてもらうことです。

低価格住宅(ローコスト住宅)は、
大手ハウスメーカーよりも、
標準仕様のグレードを下げることで、
低価格を実現しています。

標準仕様のままであれば、
かなり格安でマイホームを手に入れることができます。

しかし、一生に一度の高い買い物「夢のマイホーム」なので、
打ち合わせしていく中で
あれもこれもと、どうしてもオプションを
追加してしまいます。

結果、最終見積り時には、
大手ハウスメーカーで建てた場合と同じ金額、
もしくは、それ以上の高額になってしまう可能性もあります。

火災保険料が高くなる

火災保険料は家屋の構造によって金額が変わります。

・コンクリート造
・コンクリートブロック造
・鉄骨造
・レンガ造
・石造

の家は耐火構造の住宅のため、
火災保険料が安くなります。

木造住宅の場合でも

・外部からの延焼防止
・各室防火
・他室への延焼遅延

上記3つの特徴を持つ省令準耐火構造の住宅であれば
耐火構造の住宅と見なされ火災保険料は
安くなります。

しかし、上記3つの特徴を持っていない木造住宅の場合、
非耐火構造の住宅と見なされ、耐火構造の住宅と比べて、
月々の火災保険料を倍以上支払わなければいけなくなります。

光熱費が高くなる

低価格住宅(ローコスト住宅)と
大手ハウスメーカーが造る住宅を比べると、

・角の処理の有無(危なくないか)
・吊り戸
・ドアストッパー

など、多少はありますが、基本的に
間取り・デザイン性など、目に見える部分については、
そこまで差はありません。

それに目に見える部分については、
別途費用は掛かりますがオプションをつけることで、
カバーすることも可能です。

その代わり、断熱材や気密性など目に見えない部分で
大きく差が出ます。

その結果、同じ大きさの部屋であっても
断熱性が全く違うため、エアコン・ヒーターなどの
使用量に差が出ます。

月々の光熱費は2千円から3千円、年間3万円程度変わってきます。
少額と言えば少額ですが、30年間で約90万円も
変わってきます。

固定資産税が高くなる

毎年1月1日時点で土地・建物を所有していると
固定資産税が掛けられます。

そして、固定資産税は

課税標準額×1.4%(標準税率)=固定資産税額

で算出されます。

高級な住宅ほど課税標準額も高くなるため、
普通に考えると低価格住宅(ローコスト住宅)の方が
固定資産税が安くなりそうです。

しかし、2020(新元号2)年3月31日までに
新築された住宅は、固定資産税が半分に減額される特例があります。

もちろん低価格住宅(ローコスト住宅)でも
減税が適用され、3年間は建物に掛けられる
固定資産税は半額になります。

ただし、認定住宅の1つである長期優良住宅の場合、
減額期間が更に2年間追加され、合計5年もの間、
固定資産税が半額になります。

メンテナンス料が高くなる

低価格住宅(ローコスト住宅)は、
建物価格を抑えるため、安い部材で建てています。

そのため、初期投資は安くて済みますが
10年後、20年後のメンテナンス費用は、
高くつきます。

大手ハウスメーカーの場合、メンテナンス費用は、
10年に1度の防蟻処理のみが必要で30年間で20万円ほどで済みます。

しかし、低価格住宅(ローコスト住宅)の場合、10年ごと

・屋根塗装
・外壁塗装
・バルコニー防水
・板金塗装
・防蟻処理

などのメンテナンスが必要になります。
試算によると30年間で540万円ほど
メンテナンスに必要になります。

まとめ

低価格住宅(ローコスト住宅)の初期費用は確かに安いです。

しかし、10年後、20年後にかかる費用である
「ライフサイクルコスト(LCC)」(光熱費、メンテナンス費などの総称)
も含めて計算すると、決して安いわけではありません。

むしろ高くつく場合もあります。

安かろう悪かろうの住宅を間違って購入しないように、
住宅の性能と金額のバランスを、よく考慮して
購入しましょう。

そのためにも、まずは展示場・工場見学・完成見学会などに参加して、
住宅に関する知識をしっかりと身につけましょう。

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