引っ越し見積りの上手な取り方、手順、失敗しないための注意点

引っ越し

引っ越し先が決まったら、次は引っ越し業者の選定です。

引っ越しの荷物が少なければ宅急便を使う方法もありますが、
それなりに荷物があったり、テレビやタンスなどの大物が
ある場合は、やはり引っ越し業者を利用する必要があります。

このページでは、引っ越し業者を決めるうえでの、
上手な見積りの取り方、手順、失敗しないための注意点について
ご紹介します。

Contents

手順1:ネットの一括見積りで複数業者から仮見積りをとる

引っ越しをお得にしたければ、「引っ越し料金の相場」
知る必要があります。

引っ越し料金の相場を知るには、ネットなどで調べても
答えはわかりません。

相場を知りたければ、引っ越し業者に聞くしか方法はありませんが、
引っ越し業者としては、できるだけ高い金額で注文を受けたいので、
そう簡単には教えてくれません。
※教えてくれても、それが本当の相場かどうかは、わかりません。

そこで、複数業者から見積りを取って、自身で相場を
調べる必要があります。

でも、1社1社電話して見積もりを取るのは
面倒ですし、何よりどんな会社があるかわからないですよね。

そういう時は、ネットの一括見積もりがオススメです。
>>一括見積もりがオススメの理由

一括見積りができるサイトはいくつかありますが、
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ほんの数分の手続きで全国の大手・中堅引っ越し業者235社の見積りを
無料でとることができます。

また、一括見積りを通して見積もりを取ると、引っ越し業者も
他社と比較されていることがわかるため、普通に見積もりを
取るよりも最初から安い金額が提示されます。

値引き交渉や人と話をするのが苦手な方でも、
ネットでの一括見積もりに変えるだけで最大50%も
安くなります。

なお、もしも「この引っ越し業者に依頼したい!!」
希望がある場合でも、一括見積りはしましょう。

希望業者がある場合でも、同様に一括見積りの金額をもとに
次の訪問見積りで価格交渉を行います。

手順2:訪問見積りで見積り金額を確定する

ネットでの見積りは、仮の見積りです。

実際にネットでの一括見積りをしてもらうとわかりますが、
荷物の量などは、全て自己申告です。

訪問見積りの結果、
申告以上に荷物があったり、
別途料金の掛かる大型の荷物があると、
見積り金額が上がってしまいます。

逆に荷物が少なければ、見積り金額が
下がる可能性もあります。

そのため、必ず引っ越し業者に訪問見積りを
してもらい見積り金額を確定させる必要があります。

なお、訪問見積りを依頼する業者数ですが、
3社がオススメです。

2社以下だと情報量が乏しく、価格交渉がしづらいです。

4社以上だと、情報量が増えて価格交渉はしやすいんですが、
その分、手間暇も多くなります。

そのため、3社から訪問見積りを取りましょう。

注意点1:部屋の片付けをしておく

訪問見積りのときまでに部屋を
ある程度片付けておきましょう!

片付けておくと言っても
・荷物をダンボールに詰めておく
・部屋をピカピカに掃除する
と言うわけではありません。

引っ越し荷物の量がわかるようにまとめておく
と言うことです。

引っ越し時に持って行くものと、
処分するものが混在していると、
一体どれだけの荷物量なのかが
正確に把握することができません。

また、全て持っていくものだとしても
服等が散乱している状態でも、同様に
引っ越し荷物がどれだけなのかを
正確に把握することができません。

そのため、訪問見積りまでに
・持って行くものと処分するものを分ける
・持って行くものをまとめる
上記2点は必ずしておきましょう。

なお、処分品の中には、リサイクル業者に依頼することで、
買い取ってもらえる可能性もあります。

注意点2:引っ越し業者の強みやPRの話を聞こう

訪問見積りを引っ越し業者に依頼すると、
見積り金額を提示する前に、引っ越し業者の
強みやPRの説明が入ります。

引っ越し準備に忙しいので「とりあえず見積もりだけ早く出してくれ!!」
と言いたいと思いますが、そこはグッ!っと抑えましょう。

話もろくに聞かれずに、金!金!!金!!!と言われると
営業担当者もムッ!として価格交渉に応じてくれない可能性があります。

また、訪問見積り時に強みやPRを聞いておくと、
その後の価格交渉時に金額は下げてもらえなくても
別途オプションを付けてもらう交渉もできるので、
結果お得です。

どうしても時間がない場合は「○時までに終わらせてください。」
はじめに伝えれば時間内で収まるよう調整してくれます。

注意点3:訪問見積り時に即決しない

引越業者に訪問見積りを依頼すると、
「今この場で決めてもらえれば、○円値引きします!」
など、その場で契約するよう迫られます。

「これを逃すと損するのでは?」
「今がチャンスなのでは?」
不安に駆られると思います。

特に一社目の見積もりだと、比較検討する材料もないので、
その見積り金額が高いのか安いのか、またサービス内容が妥当なのか
判断できません。

ついつい即決してしまいそうになりますが、
ちょっと待ってください!!

その料金って本当に安いんでしょうか?

大抵の場合、「即決したら~」で提示される金額は
相場よりも高いことが多いです。

そのため、少しでも安くしたいというのであれば、
「他の引越業者と比較してから決めます!!」と言って、
即決するのはやめましょう。

注意点4:見積書と担当者の名刺をもらおう

訪問見積りで金額がわかったら
・見積書
・担当者の名刺
必ずもらいましょう。

見積書は、他社と価格交渉するときに
見せる資料として必要です。

できれば全部でいくら!と言う見積書ではなく
オプション等、項目ごとに料金が記載されている
見積書をもらいましょう!

項目ごとに見積り金額がわかった方が価格面だけでなく、
サービス面も比較できるためオススメです。

担当者の名刺は、担当者を忘れないようにするためです。

見積書を出してくれた企業に価格交渉・依頼する度に
毎回担当者が変わると、毎回最初から説明しないと
いけないので、面倒です。

また、ほぼありえないことですが、
間違った見積りを出してきた場合、担当者がわからないと
こちらの主張自体を無効にされる可能性もあります。

そのため、見積書と一緒に必ず名刺も
もらっておきましょう。

手順3:見積りをもとに価格交渉を行う

見積書をもとに価格交渉を行っていきます!!

価格交渉は訪問見積りの時に行います。

訪問見積り1社目のときはネットでの一括見積りしか参考資料が
ありませんが、2社目以降は訪問見積りの資料も増えるため、
それらをもとに交渉すれば、1社目より2社目、2社目よりも3社目と
金額は簡単に下がってきます。

価格交渉が苦手な人でも本命企業の訪問見積りを
最後に持ってくれば、かなり金額が下がった状態で
引っ越し依頼ができます。

価格交渉が得意な人は、そこから後日電話で
交渉していけば、さらに安くすることも可能です

注意点1:すぐに見積書を見せない

価格交渉をするときに、すぐに他社の見積書を
見せてしまいがちなんですが、それはやめましょう!!

なぜなら、提示した見積書が良くも悪くも基準になってしまうからです!!

本来であれば、もっと安く見積もってくれるかもしれないのに、
最初に他社の見積書を見せてしまうと、それが基準となり、
その見積りよりも多少安い見積りしか出してくれません。

相手の見積書を見てから他社の見積書を出しても
遅くはないので、相手の見積りが出るまでは
グッとガマンしましょう。

最後の一押しを忘れずに

意外と有効なのが、最後の一押しです。

ある程度交渉した後、引っ越し業者を決めたなら最後に
「A社と御社で迷っているんですが、
あと5,000円値引きしてくれたら今すぐ御社と契約します!」

と伝えましょう。

このとき「今すぐ契約する」即決する意思表示を
キチンとするのが大事
です。

金額的に、5,000円値引きしたとしても十分利益が出る場合、
大抵の業者は、値引きしてくれます。

たった一言で5,000円も下がる可能性があるため、
ダメもとで言ってみる価値は十分あります。

手順4:断り・キャンセルの連絡を忘れずに

ネットで一括見積りをとった業者に対して断り・キャンセルの
連絡をする必要はありませんが、訪問見積りを依頼した企業に
対しては引越し業者が決定次第すぐに断り・キャンセルの連絡を
しましょう!!

訪問見積もりの依頼を受けた業者は引っ越し依頼があるかもしれないと
連絡を待っています。

断り・キャンセルの連絡をするのは、
最低限のマナーですので、必ず連絡しましょう。

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